
どーも!
正道(@sunobobaka204)です!
前回は無人島初の朝。
初の漁に出ました!

サバイバルメンバー紹介はコチラの記事で↓

今回は無人島サバイバル生活第四話です。
ついに無人島のモノを食べます!
しかし海には危険がいっぱい。
夜しかでないという噂の、あの魚が…!
朝ごはんは浜辺の蟹
漁から帰った僕らは朝ごはんを食べることにした。
時刻は9:00頃だろうか。
朝日もじわじわと強くなり
背中に浴びる紫外線が気持ちがいいくらいだった。
暑さは不思議と感じない。
家にいると汗が出てきたら気になるし、
暑いと
「あぢぃーーー」
なんて気分が滅入るが
ここではそんな気分にならなかった。
昨晩設営した雨除けの下の囲炉裏にみんな集まる

鍋の中の蟹で死んでいる奴がいた。
共食いをしたのだろうか。
鍋の中の閉塞的な空間で食料もない蟹たちは
隣にいる蟹を食べてしまうのか?
足がなくなってるやつがチラホラいた。
ヒロキが用意した網を囲炉裏に乗せる。
網もってくるという発想なかった。
そういえば、いるね。
網をそのまま乗せると火に近すぎるので離す必要がある。
少し太い木でなんとか網台を作ったりしながら調理開始。

火にあぶられた蟹は焼けているのかよくわからなかった。
「生きている蟹そのまま入れようぜ」
ヒロキが言った。
「いや、さすがに生きたままはちょっと。締めてから乗せよーや」
僕と誰かが反対したが
結局蟹を生きたままゴウゴウと燃える火の中へ。
「ガサガサガサ!!!!」
網の上で最後の抵抗を見せる。
激しく動いた足は次第に動かなくなる。
頭から飛び出した小さく黒い目は段々と白くなり
口からは泡を吹き始めた。
そして
蟹は鉄網を力強く握ったまま死んだ。
他の生きている蟹は
鍋から取り出してまな板の上に乗せ
(まな板もいるよね。忘れてた。漁師さんから渡されました。)
蟹を仰向けにして
おなかの真ん中にナイフを突き刺して殺した。
焼いている蟹はトングで取る
(トングもいるよね。これも漁師の方からレンタル)

トングが一つしかなく不便だったので
僕はナイフと枝で箸を作った

こういうことをしている自分を見ると
やっぱり自分はモノ作りが好きなんだなぁと再確認される。
(この箸はこの後、誰かが間違って火の中に入れて消えました)
焼けた蟹をまな板の上に乗せ
マオが足をもいだり調理。

普通の蟹となんら変わらない味がしたように見えた。
蟹みそは苦い味がしたが食べられない程じゃない。
後から聞いたが、こいつらは砂浜のごみや腐った魚の死体を食べているらしい…。
まぁ、美味しかったので良しとしよう。
朝の漁で今西が捕まえたムラサメモンガラも調理。

最初のシェフはこの僕、正道が担当させていただいた。
内臓や、毒がありそうな角をむしって
まずは憧れの串刺し。
木の枝をナイフで削って口から刺す。
火で焼いて、一匹の魚を4人で嘗め回す。
口の中でジャリジャリ砂が音を立てた。
調味料を買って持ってくるつもりだったが、
急いでて忘れてしまったので
魚本来の味を楽しむことに。
海水が塩味を引き出していてうまい。
潮の変化
朝ごはんを済ませ
僕と今西は釣りに
マオとヒロキは海に潜る。

釣り竿をみんな用意するはずが
僕とヒロキが用意できず
結局二本。
しかも
マオの釣り竿は
赤ペン先生の景品だとか。。
結果。
釣れず。
これなら海に潜った方が簡単だ。
ヒロキとマオが漁から帰ってきたころには
潮が引き、干潮になっていた。

ヒロキが2匹、マオが1匹さっきの魚を捕まえていた。
ヒロキはイラブチャ―を仕留めていた

(webより。イラブチャー)
皆でお昼ご飯にした。
日差しを避けるため、屋根を拡張した。

魚を焼いて食べた。
イラブチャーは晩御飯にとっておいた。
交代で僕と今西が潜った。
今度はポイントを変えた。
しかし
そのポイントは流れが速く、
僕らはいつのまにか、かなり流された。
戻ろうと泳いでも、流れが強くて中々進まない。
足をどんだけ動かしても、手を使っても進まない。
泳いでたら埒があかない
丁度、干潮だったのでフィン(足ひれ)を外して
海の上を歩き、陸に上がった。
自分の力じゃどうしようもできない力を全身で感じた時だった。
魚は結局取れず。
殺人魚ダツとの遭遇
時刻は夕方。

今西とマオが漁に出た。
僕とヒロキは待機。
待機している間に、囲炉裏の雨よけを拡張する。
これは雨よけだけではなく
日差しを防ぐ場所を確保するためでもあった。
拡張後、すぐに雨が降った。
スコールである。
分かりにくいかもしれないが、スコールの時の動画。
僕らはよかったが
今西とマオは海にいる時に雨が降った。
夕方ということもあり
海水の温度は低下。
海水の温度の低下に伴ってなのか…
夜しか現れない危険な魚
”ダツ”
が顔を現わしたのである。

(ダツの写真webより)
ダツは海面すれすれを泳ぐ。
夜になると、ダイバーなどの海中ライトの光に反射して
一直線に突撃してくる。
そのするどい口に目を刺されたなどの報告もあるらしい。
「10匹はおったな。
なんかずっとこっちに対して横向きに泳いどった。
銛で突こうかと思ったけど
反撃されたら怖いからやめた。」
戻ってきてからそういっていた。

ダツの頭(webより)
怖い…。
(コイツを仕留めに海に行くのは翌日の話…。)
雨の中帰ってきた二人は寒さで震えていた
(特にマオ)
僕たちは火を起こし囲炉裏に集まった。
まだこの島には未知の部分が多い。
潮の流れ、ダツの存在、突然のスコール。
俺たち4人は、そんな不安をかき消すように泡盛で乾杯する。
真上に広がる星の海。
次回、正道、吐く
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