知床岬トレッキング第1話「最悪の出発」

 

 

どーも!

正道(@sunobobaka204)です!

 

ついに3年前の夢を叶える時が来た!!!

原始的な自然が残る秘境:知床岬へ向けて、海岸を歩く挑戦。

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ヒグマ、崖、へつり、海など、知床岬への険しい道のりがそこには待っている!

僕のこの小さな挑戦や想いで、誰かが何かを感じてくれたら嬉しい。そう思って書きます!

 

登場人物

・正道(マサミチ)22歳

このブログの運営者。

自転車日本一周、無人島サバイバル生活、スケボー台湾一周など旅が好きだったが、自転車ニュージーランド旅でついに一人旅に飽きる。

とにかく発信することが好きで、今もブログを書いたりしてる。

たまにスイッチが入ったように「限界!超える!成長!」とか言い始めるが、普段はナヨナヨしてる弱い人間。

今回、以前から夢だった「知床岬」へ挑戦する。

 

 

・大下(オオシタ)22歳(顔出しNG)

僕の高校の同級生。

大学受験期、なぜかいきなり「自転車で〇〇行こうぜ」と二人で言い出し、片道120㎞の自転車旅に出かけた仲。

19歳の春、僕が自転車日本一周に出発した1ヶ月後に大下も出発。夜も寝ずに走って北上し、日本最北端の地で僕に追いつく。その後北海道を巡る1ヶ月間一緒に旅をした。

日本一周当時のブログ「正道の日本一周」でも強烈なキャラを発揮し、僕のブログ経由で大下にファンができた。

旅や挑戦に誘うと、ほぼ100% 二つ返事でOKしてくれるやつ。

 

相泊の夜

 

ー2018年8月11日

ついに来た。

知床岬への入り口に。

ここから先に道はない。

この先は「知床半島先端部」

原始的な自然が残り、世界でトップクラスのヒグマ高密度地域だ。

 

この先は、大自然V.S自分。

 

潮の満ち引きの関係で、出発前夜は知床岬への入り口である「相泊」にてキャンプすることに。

知床岬へ向かうには、いくつか難所が存在する。その中には干潮時でないと危険な場所もある。

そのポイントを干潮時に通過するため、前日に相泊でキャンプ→翌朝出発というプランになった。

 

長い夜

 

知床岬の入り口、「相泊」には港がある。

その近くの川沿いにキャンプした。

この辺からヒグマが出没する可能性がググッと上がる。

 

テントを張った時は既に日が落ちていたが、港なので街灯が明るい。

しかし、明日以降は街灯なんて一切ないのだ。

出発直前に急に不安が全身を覆う。

 

明日から大丈夫か?ヒグマは?崖は?天気は?

人間、分からないものは怖い。

 

ここは既に電波もない。考えても仕方がない。

不安を胸に、20時過ぎには眠った。

 

 

 

パチリ

 

寒いっ!!!

あまりの寒さに目が覚めた。

指先まで冷え切っている。

 

北海道の夜は寒い。

最低気温が8月でも11度。

この辺りの人は朝にストーブをつけている。

 

そんな事を考えもしなかった僕は、衣類を全く持ってこなかった。

 

時計を見ると22時半。

「まだ2時間しか経っていないのか」

出発予定時刻は朝の5時。

朝はもっと冷える。

「この寒さがあと7時間も続くのか…」と絶望した。

 

タオルをお腹に巻いた。上着から腕を抜き、上着の中で手を組んだ。

なんとか体を温めるようにして寝た。

 

 

”ウゥ…”

 

唸り声!?

また目が覚める。時刻は深夜0時。また2時間しか経っていない。

この唸り声は何だ?

熊か!?

 

目が見開き、全身が強張る。

よくよく聞けば、隣でキャンプしている大下のいびきだった。

(紛らわしいいびきをするな!)

心の中で叫びながら寝た。

 

この後も2回ほど目が覚めた。

そして長い夜が終わり、ついに出発の朝がやってきた。

 

最悪の朝

 

寒い夜が終わり、朝がやってきた。

しかし目覚めは最悪だった。

ポツポツポツ

テントに当たる雨の音。

テントは浸水し、床もずぶ濡れ。そりゃ寒い。

 

今日から晴れる、天候が回復する。だから、知床岬出発を2日遅らせた。

しかし今、雨が僕のテントに当たっている。

なんじゃそりゃ

 

雨の中、びしょびしょのテントを撤収。

大下と顔を合わせて「帰りたい」そう言い合った。

 

今から2泊3日の過酷な生活が始まる。なのに、最初から荷物がビショビショになった。

気分は最悪。

雨が降れば、難所の危険度も上がる。霧で視界も悪く、濡れた崖を登って降りなければならない。

 

しかし僕達は進む。ここまで来たんだ。

どんな最悪な状況でも、その時にできる最高のパフォーマンスを発揮する。

そうしてこれまで困難を乗り越えて来た。

僕らならできる!

進め!

 

出発

 

ー2018年8月12日 A.M5:00

知床岬へ向けて、相泊を出発した。

天候は霧。霧雨が僕らの体温を奪う。

相泊からすぐ、漁師の番屋が並ぶ。

この地域は昆布漁が有名だ。

 

そしてすぐさま目に入る釣り人。

カラフトマスを釣りに全国から釣り人が集まっている。

カラフトマスは当たりが強いらしく、釣りごたえがあるんだとか。

 

この辺りは人の気配があって落ち着く。

釣り人に挨拶しながら僕らは奥へ進んで行く。

大下が銀行強盗みたいな装備になっているのは置いておこう。彼の趣味だそうだ。

 

 

川が現れた。道があるので道を通る。

 

地面は岩場が続く。

大小様々な岩があって、コレが地味に足にくる。岩の凸凹は足の裏を痛めつける。

この石浜を何時間も重たいザックを背負って歩き続けたら、足がおかしくなる。

 

岩の大きさは、奥に行くにつれ大きくなっていく。

ワクワクと不安が入り混じった感じ。

悪くない。

山側にヒグマがいないか確認しながら進んでいった。

 

巨岩

 

知床岬へ到達するまでに、いくつか難所が存在する。

事前の調べでは、

まず25mの崖→トッカリ瀬(干潮時以外危険)→巨岩帯

という流れ。

 

しかし25mの崖が現れる前に巨岩が現れた。

自分の身長は軽く超える巨岩。

雨で湿った巨岩を、重たいザックを背負いながら越えないといけない。

しかし、情報では巨岩帯はまだのはず…。

つまり今目の前に見える巨岩は、巨岩ですらないのか?

 

巨岩を登って飛んで攻略していく。

子供の頃岩に登って遊んだ感覚に近い?

この時はまだ、近所の細道へ探検に出かけるような感覚だった。

 

 

 

ついに始まった知床岬。

右手にはどこまでも続く水平線、左手に並ぶ知床の山々。目の前に広がる巨岩。

原始的な自然の中、不安よりも期待で胸が踊る。

しかしこの時の僕は、自分のザックの中に重要な食料が入っていないことを知る由もなく

そしてこの先で、1つのミスが死を招く過酷な状況が待っていることを、僕達は分かっているようで分かっていなかった。

次回、僕達は「死」に足を踏み入れる

 

 

 

 

 

ABOUT ME
正道
名前:高橋正道(マサミチ)職業:学生&冒険者&ブロガー 自転車日本一周/無人島サバイバル生活/スケボー台湾一周/自転車NZ旅 →2018年8月、秘境:知床岬サバイバルに挑戦! アメーバブログでランキング1位を獲得し続けた「正道の日本一周ブログ」がブログ開設のキッカケ。この「正道ブログ」では主にアウトドア、学生生活、毎日3時間以上勉強していた恋愛についての記事を書いてます。 皆さんの毎日の楽しみになるようなブログを目指します! 最近はアフィリエイトなど、ブログでの収益アップも考えています。
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